【嚥下障害の原因を整理する】
2026/08/17
【嚥下障害の原因を整理する】
訪問看護・リハビリに携わる方へ📚
大阪府箕面市のリユニス訪問看護ステーションです。
前回は「嚥下障害の症状」を取り上げましたが、
今回はその背景にある「原因」を整理しました。
誤嚥とは、食べ物が気管に入ってしまうこと。
その背景には、器質的な問題(炎症・腫瘍・外傷・狭窄など)と
機能的な問題(脳血管障害・脳腫瘍・頭部外傷など)があります。
今回は
✅ 嚥下失行 ー 器質的な問題はないのに、飲み込み方がわからなくなる
✅ 覚醒の問題 ー うとうと・ぼんやりした状態での飲食は誤嚥を招きやすい
✅ 口唇閉鎖不全 ー 流涎・食べこぼし、口腔内圧が作れない
✅ 舌運動の障害 ー 食塊形成ができず、口の奥に送り込めない
✅ 軟口蓋挙上不全 ー 咽頭内圧が鼻に抜けてしまう
✅ 嚥下反射の遅延・消失 ー 仮性球麻痺、重度ではワレンベルグ症候群など
✅ 咽頭の運動障害 ー 喉頭蓋谷・梨状窩への食べ物残留
✅ 喉頭蓋・喉頭挙上の運動不全 ー 気道が塞ぎきれず、特に水分が入り込みやすい
「むせているから誤嚥」ではなく、
どの段階のどんな機能低下が起きているのかを捉えることが、
その人に合ったケアや食事形態の選択につながります。
保存して、アセスメントの視点整理にぜひご活用ください🔖
在宅ケアに携わる方の
日々の学びの一助になれば嬉しいです。
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